コロナショックで「二度と平常に戻らない」世界が来る(今から準備)
こんにちは!マイクロプレナー®関達也(@SekiTatsuya)です。
ひとり起業・副業で、ゼロから億を稼いだ経験を元に、日刊ラジオ『3分でわかる!ゼロから億を稼ぐマイクロプレナー思考』を発信しております。
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今回のテーマは、第324回目の「コロナショックで「二度と平常に戻らない」世界が来る(今から準備)」です。
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目次
イギリスのNESTAが、ショッキングな記事を発表イギリスのNESTAが、ショッキングな記事を発表
昨日4月18日、日本の新型コロナウイルスの感染者が1万人を超えました。
実際、もっと多いのは明白なので、ステイホームで頑張りましょう!
さて、同じく昨日、イギリスのNESTAが、ショッキングな記事を発表しました。
▼There will be no ‘back to normal’ | Nesta
https://www.nesta.org.uk/blog/there-will-be-no-back-normal/
記事には空論とありましたが、全部読んでみたところ多くが日本にも当てはまり、現実になっていくと思われる内容でした。
これらを冷静に受け止めて、今から心と行動の準備をしようと思いました。
読者さんの将来のためにも早く内容を伝えた方がいいと思い、今回取り上げることにしました。
NESTAとは?
NESTAは以下のような団体です。
英国国立科学・技術・芸術基金(National Endowment for Science, Technology and the Arts: NESTA)は、科学・技術・芸術の3分野における個人および団体による先駆的なプロジェクトや人材育成を支える助成機関として1998年に設立された。基本財産は約3億ポンド(約6億ドル/645億円)で、その運用益と民間の寄付を合わせ、年間約1800万ポンド(2006年度/約36億円)を助成や運営費などに充てている。
パンデミックは世界を永久に、そして深く変える
NESTAの記事には、まずはじめに、こうありました。
パンデミックは世界を永久に、そして深く変えるでしょう。
たとえ各国が今後数ヶ月の間にCOVID-19の拡散をコントロールできたとしても、政治的、経済的、社会的、技術的、法律的、環境的に膨大な影響があり、それは何十年も続くことになるだろう。
適応とイノベーションがこれまで以上に重要になると予想されているので、これから僕らは適応する覚悟を決めた方がいいですね。
8つの経済的なシナリオ
そして記事には、政治的、経済的、社会的、技術的、法的、環境的の観点から書かれてありました。
すべて僕らに影響するものばかりですが、全部を紹介すると多くの時間がかかるので今回は経済的な面の話をお伝えします。
記事の中から僕が主にチェックした8つの項目の要点を紹介しますね。
①はるかに深刻な不況
不況は、破産、失業、失業率の低下、労働貧困の大幅な増加とおそらく金融危機よりもはるかに深刻なものになるだろう。
②多くの優良企業が倒産に
この不況は「通常の不況」ではないため、人工的/政府の制約により、多くの優良企業が倒産するだろう。
③所得の不平等が悪化
高所得の労働者は平均的にリモートワークが可能なため、危機は所得の不平等を悪化させる可能性がある。
④接客業や観光業に依存している地域は悪い状況に
経済の多様性が低い地域、特に接客業や観光業に依存している場合は、より悪い状況に陥るだろう。
日本、大いに関係しますね。
⑤国際的クラウドファンディング、イニシャルコインオファリングの新しい波が
企業が証券発行よりも手間をかけずに迅速に資金を調達する方法として、より国際的なクラウドファンディング、イニシャルコインオファリングの新しい波の可能性があるだろう。
イニシャル・コイン・オファリングとは、トークンや仮想通貨による資金集めのことです。
⑥サプライチェーン再構成やビジネスモデル転換が急速に
国際的にも国内的にも、サプライチェーンの再構成が急速に、場合によっては恒久的に進んでおり、ビジネスモデルの急速な転換が行われている。
例えば、食品卸売業者が、レストランへの供給から、宅配に移行するなどです。
これは、パンデミックの間に消えた多くの仕事が戻ってこないことを意味している。
⑦グローバリゼーションからナショナリズムへ
効率を犠牲にしても「ジャスト・イン・タイム」の製造業から離れ、備蓄品、冗長化能力、重複システムなどの回復力を強化する大きなシフトが見られる。
「ジャスト・イン・タイム」とは、トヨタの生産方式として知られるもので、「必要なものを、必要な量だけ、必要なときに」生産または調達する方法です。
在庫コストの節減効果があります。
Appleも採用してると言えばピンと来る人も多いかもしれませんが、「ジャスト・イン・タイム」の製造業から離れるということは、ビジネスモデルを大きく変えることになります。
これは、グローバリゼーションからナショナリズムへ進むことになると考えられます。
つまり、リショアリングで、海外に移した生産拠点を再び自国へ移し戻すことですが、アメリカではトランプ大統領が新型コロナ以前から提唱していたことが新型コロナを機に加速する形になりそうです。
ここは僕も注目しています。
⑧リモートワークモデルへの関心が持続
リモートワーク(テレワーク)モデルへの関心が持続すると予想。これは商業賃料のさらなる下落につながる可能性がある。
リモートワーク人口はますます増えていきますね。
厳しく不安な中に希望を見出す
以上、経済面から8つ紹介しました。
まだまだ緊急事態宣言の中で、未来を見通すのは困難ではありますが、この情報を知るだけでも未来が少し見えてきたのではないかと思います。
厳しく不安な中でも、希望を見出していきましょう!
次回は、今回お話できなかった政治、社会文化、技術についてお伝えします。
経済と同様に重要な情報です。
以上です。
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、また次回!
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