【コロナ倒産】苦境の観光業と飲食業からのヒント(ホリエモンと星野リゾート代表の対談)
こんにちは!マイクロプレナー®関達也(@SekiTatsuya)です。
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今回のテーマは、第353回目の「【コロナ倒産】苦境の観光業と飲食業からのヒント(ホリエモンと星野リゾート代表の対談)」です。
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目次
宿泊業と飲食業のコロナ倒産が4割
新型コロナによって、大打撃を受けている主な業界として、観光業と飲食業があります。
4月27日付のニュースでは、「コロナ倒産」100件のうち、宿泊業と飲食業の倒産が4割を占めてました。
▼参照 「コロナ倒産」100件 宿泊や飲食が4割、需要急減打撃:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58541020X20C20A4MM8000/
ホリエモンと星野リゾート代表 星野佳路さんの対談
観光業や飲食業の現状やこれからについて、先日、ホリエモンと星野リゾート代表の星野佳路さんの対談動画をYouTubeで見て情報収集してました。
見た方いらっしゃるでしょうか?
▼第一弾の動画
過剰な自粛はやめて早く経済を回すことを推し進めたいホリエモンに対し、冷静な考えや分析で切り返す星野佳路さんの相反する感じの対談がとても勉強になりました。
どちらの意見も間違いではなく、この折り合いをどうつけていくかがこれから必要な段階ですよね。
観光業や飲食業はコロナ前に戻らない
どうやって経済を再開するかというフェーズは、かなり難しい問題だと思います。
海外を見ると、経済を再開させても、また第2波、第3波が来て、自粛要請やロックダウンが起こっている現実があります。
そうすると、また経済が止まりますよね。
その繰り返しがしばらく続きますので、観光業や飲食業がコロナ前に戻ることは当面考えられません。
観光業や飲食業を営む経営者のみなさんは、事業をこのまま存続させるべきか、やめるべきか非常に難しい判断を迫られています。
新型コロナのワクチンが開発されれば安心か?
新型コロナのワクチンが出来ない限り、人々が安心して暮らすことが出来ないのではないか?という意見もあります。
新型コロナは1年か1年半でワクチンが開発されるというニュースも目にしますが、通常、ワクチンが開発されて世の中に出回るのは3〜5年です。
もし、1年か1年半で出回れば、史上最速となりますが、果たしてそのスピードで世界中に行き渡るかどうかはわかりません。
ワクチンがない新たなウイルスが出てくる可能性
では、3年かかって世界中の人々に安心が戻ってきたとします。
しかし、また新型コロナのように、ワクチンがないウイルスが今後出てこない保障はありませんよね。
今から5年後、または10年後、ワクチンがないウイルスが出てくるかもしれません。
それが怖いところです。
真っ先にダメージを受ける観光業や飲食業
ただ、その時の世界は、今回の新型コロナで学んでますので、いち早くロックダウンすることでしょう。
今のようなパンデミックは起こる可能性が低いかもしれません。
しかし、考えてみてください。
パンデミックにはならないとしても、今のように自粛要請が出ます。
そうなると、今と同じように観光業や飲食業は真っ先にダメージを受けることになるでしょう。
そのような計画は立てられませんから、観光業や飲食業は「どうやって経営していけばいいのか?」という大きな課題を突きつけれている形です。
観光立国として順調に伸びていた日本
日本は観光立国を目指してきました。
日本政府観光局が発表した数字によると、2019年には訪日外国人旅行者数が前年比2.2%増の3188万2100人でした。
訪日外国人旅行消費額は、観光庁発表では前年比6.5%増の4兆8113億円でした。
この数字が表すとおり、観光立国として順調に伸びてました。
観光業はインバウンドに頼らないリスク分散を
しかし、今年2020年3月に日本を訪れた外国人旅行者数は、前年同月と比べ93%も減ったのです。
そして、インバウンド、すなわち訪日外国人旅行者にターゲットを絞っていた観光業は、これまで経験したことがない苦境に立たされてます。
観光立国を目指してきた日本にとっても苦境です。
星野さんは、これからはリスク分散をしていく必要があると説きました。
インバウンドだけではなく、地元の人、大都市の人、全部大事にしなければならないということです。
原点回帰へ
つまり、これからは日本人の国内旅行者を大事にしなければ、観光業は生き残ってはいけないということですよね。
インバウンドばかりに目を向けていた事業者へ、原点回帰を促すような意見だと感じました。
それは、そもそも日本は訪日外国人旅行者向けのマーケティングはまだまだ新しく、もともとは日本国内の旅行者をターゲットにしていたからです。
飲食業も然り、withコロナ、アフターコロナでは、リスク分散に今まで以上の神経を尖らさないといけないことになりました。
副業や複業(パラレルワーク)でリスク分散
読者のみなさんは、観光業と飲食業に関わってない方も多いと思います。
しかし、リスク分散については同様に真剣に考えていく必要があります。
ではどのようにリスク分散をしていけばいいのかということですが、副業または複数の仕事の複業、パラレルワークを始めるということになります。
そこで次回は、副業やパラレルワークについて話していきます。お楽しみに。
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、また次回!
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