雇用形態が変わる!メンバーシップ型からジョブ型雇用に!(専門性を高めよう)
こんにちは!マイクロプレナー®関達也(@SekiTatsuya)です。
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今回のテーマは、第375回目の「雇用形態が変わる!メンバーシップ型からジョブ型雇用に!(専門性を高めよう)」です。
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目次
ジョイフル約200店舗を閉店へ
昨日、6月8日は衝撃的なニュースが2つありました。
ひとつは、九州のファミレスでは知らない人がいないくらいどこにでもあるジョイフルというレストランのニュースです。
大分に本社があり、直営店は713店舗です。
そのうち約200店を7月から順次閉めるという発表がありました。
コロナ禍でどの飲食店もきつい状況ではありますが、約3分の1の大量閉店は九州人としても結構辛いニュースでした。
熊本の多良木町に行ったとき、夜まで空いてるレストランはジョイフルだけだったのでよく娘と行ってましたがどうなるんでしょうね〜
閉店する店舗で働いている従業員はどうなるのか
ただコロナ前から、ジョイフルの24時間営業の店はかなり減ってましたし、従業員はギリギリで回している雰囲気でした。
経営が厳しくなってきている印象はありました。
そしてコロナによってテイクアウトやデリバリーの需要が急増しましたし、外食産業の客足は当分戻らないことでの決断だと思います。
ジョイフルの200店の閉店を知ったときは、ショックという驚きと同時にもう1つの気持ちも浮かびました。
それは、閉店する200の店舗で働いている従業員は?という心配な気持ちです。
当然、社員、パート、アルバイトの解雇の話が出てきているのではないでしょうか。
ジョイフルに始まったことではなく、こういうことが日本全国、そして世界でも起こっているという現実なんですよね。
日本の雇用形態が変わる
そして、2つ目の衝撃的なニュースです。
今回のテーマに繋がる話なのでテーマを紹介しますね。
今回のテーマは、「雇用形態が変わる!メンバーシップ型からジョブ型雇用に!(専門性を高めよう)」です。
日本の雇用形態が変わっていくというニュースです。
メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用へ
雇用形態がどう変わっていくかというと、日本型雇用と言われる「メンバーシップ型」雇用から欧米型雇用の「ジョブ型」雇用へ移行していく話です。
メンバーシップ型雇用とは?
メンバーシップ型雇用をもう少し説明すると、職務や勤務地、労働時間などが限定せずに、会社にマッチする人を採用して仕事を割り振るという雇用形態です。
まさに日本の多くの企業が採用しているおなじみの雇用形態ですよね。
ジョブ型雇用とは?
一方、ジョブ型雇用とは、職務に対して人が割り当てられるという雇用形態です。
求人の時点で職務内容や勤務地、働く時間、給与などが、ジョブ・ディスクリプションといわれる「職務記述書」に明確に定められています。
欧米の多くの企業が採用しています。
日立製作所、富士通、資生堂がジョブ型雇用を開始と発表
欧米では一般的なジョブ型雇用へ、日本企業が移行していくことが現実的になりました。
すでに経団連が2020年春にジョブ型雇用の普及をすすめるという提案をしたり、日立製作所、富士通、資生堂が本格的にジョブ型雇用に移行すると発表しています。
ジョブ型雇用を採用するメリット
なぜ、ジョブ型雇用に移行する必要性が出てきたかというと、大きくはIT人材の不足が挙げられます。
プロフェッショナルなIT人材が日本ではかなり不足していることや、海外流出も問題になっています。
ジョブ型雇用で専門スキルを活用する場が増えることで、優秀な人材を育成したり、確保したりすることが可能になるという見方です。
専門性がある人にとっては、メンバーシップ型雇用よりも自由ですし、生涯現役で活躍もできるというメリットがあります。
ジョブ型雇用のデメリット
ただ、ジョブ型雇用のデメリットとしては次の2つが挙げられます。
1つは、新卒という概念がないので、職務のポジションが出きたときや欠員が出たときしか採用されません。
もう1つは、職務のある事業部がなくなれば契約終了など、雇用の安定はありません。
また、専門性を求められるためそれに応えることができなければ解雇もあるという実力主義になります。
ジョブ型雇用は加速するも「フリーランス採用」が増えると未来予想
ということで、「メンバーシップ型」雇用から欧米型雇用の「ジョブ型」雇用へ移行という話でした。
コロナでリモートワークが加速したこともあり、「ジョブ型」雇用の流れは早めに来そうな感じがしています。
とはいえ、一気にジョブ型雇用を採用する企業が増えまくるわけではないと考えてます。
一部の職務、特にIT系はそうなるでしょう。
しかし、やはり多様な仕事ができる人を採用したいというメンバーシップ型雇用はまだまだ残るとは思います。
それよりも個人的な未来予想としては、雇用ではなくフリーランスの採用の方が増えるのではないか?と考えています。
数字や背景を見ていくと予測できます。
ランサーズの2019年のフリーランス実態調査では、日本のフリーランス人口は1000万人を超え増加中です。経済規模は20兆円を超えています。
企業が外注先にフリーランスを選択する時代が、当たり前の時代になってきています。
ここで注目するポイントは、ジョブ型雇用にもフリーランスにも共通しているのは専門性です。
専門性を磨いてスキルを上げていけば、お金に困ることはなくなる時代が来るでしょう。
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、また次回!
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