未来の景気を知る4つの判断基準!(会社員、起業家、経営者、投資家は必見!)
こんにちは!マイクロプレナー®関達也(@SekiTatsuya)です。
ひとり起業・副業で、ゼロから億を稼いだ経験を元に、日刊ラジオを発信しております。
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今回のテーマは、第349回目の「未来の景気を知る4つの判断基準!(会社員、起業家、経営者、投資家は必聴!)」です。
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目次
景気には景気循環がある
景気というのは、必ず山や谷の変動があります。
良くなったり悪くなったりを繰り返してるんですよね。
これを景気循環や、景気変動、景気の波といいます。
4つの景気循環「キチン循環、ジュグラー循環、クズネッツ循環、コンドラチェフ循環」
この景気循環には、よく知られている4つの循環として、
・キチン循環
・ジュグラー循環
・クズネッツ循環
・コンドラチェフ循環
があります。
景気循環のそれぞれの名称は、発見者の名前が付けられています。
これらを参考にしている経営者や投資家も多いようです。
周期の期間や内容がそれぞれ異なる
4つの景気循環は、周期の期間や内容がそれぞれ異なっています。簡単に説明しますね。
・キチン循環は約40ヶ月の周期で、主に企業の在庫変動に関係します。
・ジュグラー循環は約10年の周期で、企業の設備投資に関係します。
・クズネッツ循環は約20年の周期で、住宅や商工業施設の建て替えなどの建設需要に関係します。
・コンドラチェフ循環は約50年の周期で、技術革新に関係します。
例えば、産業革命、鉄道建設、電気や自動車の発達などです。
コンドラチェフ循環の周期の歴史
これら4つの景気循環の中でも、特にコンドラチェフ循環が興味深い循環なので、少し詳しくお伝えします。
技術革新の歴史をコンドラチェフ循環に合わせて紐解いていくと、
・1780~1840年代 蒸気機関、紡績機
・1840~1890年代 鉄道、鉄鋼
・1890~1940年代 自動車、電気、化学
・第2次大戦後~1990年代 石油化学、電子、原子力、航空宇宙
・1990〜2020年現在 デジタル、ネットワーク、バイオテクノロジー
となります。
参照
https://manabow.com/qa/20190227.html
4つの景気循環が全て上向きになった2013年のアベノミクス
2012年12月に、第2次安倍政権が始まりました。
それ以降、アベノミクスで株価が大きく上昇しました。
その時期はなんと、2013年にはコンドラチェフ循環も含めた4つの景気循環がすべて上向きになった時期と重なっているのは単なる偶然ではないようです。
4つの景気循環が全て上向きとなったのは、1967年以来46年ぶりのことです。
コンドラチェフ循環の約50年の周期とも重なります。
コンドラチェフ循環は2026年頃まで上昇
現在は、最も良い景気循環の時期は過ぎています。
ただ、コンドラチェフ循環に限っては2026年頃まで上昇するとなっています。
会社員、起業家、経営者、投資家がやることとは?
コロナで先行きが分かりませんが、デジタル、ネットワーク、バイオテクノロジーの技術革新に至っては、確かにコロナ禍でも上昇するというのは正しい見方かもしれません。
これは良い材料だと思います。
会社員の方は、デジタル、ネットワーク、バイオテクノロジーのいずれかに関連するスキルを学んだり、会社に転職したりするといいでしょう。
起業家や経営者の方は、これらのいずれかに関わる事業をやるといいでしょう。
投資家の方は、これらのいずれかに企業に投資するといいでしょう。
ウィズコロナの米中対立とアフターコロナ
最後に、1つの懸念についてお話します。
新型コロナは、100年に1度と言われる未曾有の出来事です。
実は、コンドラチェフ循環に限っては、循環の要因として戦争の存在を挙げる説もあります。
もともと米中の貿易問題もありましたが、コロナでより米中が対立していますよね。
アフターコロナで世界秩序が変わるかもしれないと言われてます。
アメリカが必死になって、新型コロナの犯人探しをしています。
2003年、イラクが大量破壊兵器を保有しているということで始まったイラク戦争がありました。
しかし、戦争後、大量破壊兵器は見つからずでした。
過去には、悲惨な戦争の歴史が繰り返されています。
そのため、米中の動きはしっかりウォッチしておいた方がいいと思います。
最悪な自体にならないよう、早くコロナが収束してもらいたいものですね。
デジタル、ネットワーク、バイオテクノロジーに関係しよう
今回は、未来の景気を知る4つの判断基準をお伝えしました。
デジタル、ネットワーク、バイオテクノロジーの技術革新が2026年頃まで上昇すること、そして、そのいずれかに関係した方がいいことをお伝えしました。
お役に立てれば嬉しいです。
それでは、また次回!
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